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第1話|監視銘柄を8つに厳選:夜トレで勝率を上げる型

第1話|監視銘柄の絞り込み—“素直に動く板”だけにする

元手200万円→193万円(▲7万円)からの回復計画。日中は板を見られないため、引け後判断オンリーで勝率を上げる仕組み作りが出発点です。第1章では、監視銘柄の絞り込みを徹底して、毎晩15分で十分な判断ができる体制を作ります。

目次

今日の出来事サマリー

  • 候補が多すぎて迷子 → “素直に動く板”だけ残す方針に転換
  • 流動性・時価総額・出来高の安定性・イベント耐性の4軸でスクリーニング
  • 監視テンプレ(RSI9/14・MACD・ボリンジャー・5/25MA・出来高20日平均比)をNotionに固定化

状況:迷子を生む「なんでも監視」

  • 候補銘柄を増やすほど、条件が整っていないのに入るミスが増加。
  • 寄りを見られないので“瞬発力勝負”は不可。終値で素直に判定できる銘柄が最適。

判断:4つのふるいで“素直さ”を数値化

  1. 流動性:出来高が常時上位クラス(例:東証の出来高上位30前後に頻出)
  2. 時価総額:大型中心(個別ニュースで乱高下しにくい)
  3. 出来高の安定性:20日平均比で極端な凹凸が少ない
  4. イベント耐性:決算・権利落ちなどでもギャップ→日足で整い直す傾向がある
    → この4軸に合う銘柄は、終値主義の判定が効きやすい=“夜トレ”向き。

執行:監視リストを8銘柄に固定

  • 候補:三菱商事(8058)/ 三菱UFJ(8306)/ 三井住友FG(8316)/ KDDI(9433)/ NTT(9432)/ ソフトバンク(9434)/ 日本郵船(9101)/ トヨタ(7203)
  • テンプレ指標(日足・週足)
    • トレンド:5MA/25MAの向きと位置
    • オシレーター:RSI9の再突破/RSI14>50
    • モメンタム:MACDクロス/ヒストグラム縮小
    • バンド/ボラ:ボリンジャー(±2σ)/ATR(14)
    • 需給:出来高20日平均比
  • 運用ルール
    • 毎晩、8枚の同フォーマットでチェック → 条件が2つ以上合致したら翌営業日にエントリー検討
    • エントリーは引け成り or 引け指値のみ
    • ストップは直近安値-1×ATR or 25MA割れ高い方に設定(ヒゲ狩り回避)

結果:判断時間15分、迷い激減

  • チャートを見る順番と指標が完全に固定化
  • 「入らない理由」もテンプレで即判定できるため、無駄弾ゼロへ。
  • 翌章以降の“押し目/権利落ちリバ/戻り判定”の精度が上がる土台が完成。

学び:最初の刈り込みが勝率に直結

  • 勝ちは“うまいエントリー”以前に**“悪い候補を消す”**で作られる。
  • 終値主義×大型・高流動性は、夜にだけ判断する個人にとって最適解のひとつ

付録:私のチェックボックス(コピペ用)

  • 5MA↑&25MA↑(または5>25で上)
  • RSI9が30→上抜け/RSI14>50維持
  • MACDGC間近 or GC直後(ヒストグラム縮小→プラ転)
  • ボリンジャー-2σ反発 or +2σバンドウォーク初動
  • 出来高20日平均比 ≥ 1.2
  • ATR(14)に対するストップ位置が妥当(直近安値-1ATR or 25MA割れ)
  • ニュース/決算/配当のイベント把握済み

次章予告

第2章は、“売られすぎ反発”を日本ペイントで実践。条件の合致→分割利確→トレイリングの初期値まで、手順を数字で公開します。

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この記事を書いた人

株弟子(かぶでし)

株のトレードを学んでいる兼業トレーダーです。
これまでに「損切りした直後に株価が急騰して泣きそうになる」など、悔しい経験をたくさんしてきました。

それでも気づいたのは、感情に揺れても「型」を守ることが大切だということ。

このブログでは、

日々のトレード修行録

失敗から得た学び

副業から独立を目指す挑戦の道のり

を正直に記録していきます。

もしあなたも同じように悩んでいるなら、一緒に成長していきましょう。

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