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日本ペイント(4612)で売られすぎ反発を実践

第2話|売られすぎ反発を日本ペイント(4612)で実践

元手200万円→193万円(▲7万円)からの回復ロード。第1話で作った“8銘柄テンプレ監視”を使い、引け後判断オンリーで狙える典型パターン「売られすぎ反発」を実トレードで検証。材料は**日本ペイント(4612)**です。


目次

1|セットアップの全体像(終値主義での“売られすぎ反発”)

狙い:下落継続→日足での初動反発。翌日の寄りに依存せず、終値ベースの整いで入る。
期待値の源泉

  • ① ボリンジャー**-2σ付近からの実体陽線**→下値余地は限定的
  • RSI9が30割れ→再浮上(過熱の一服)、強烈に売られ過ぎゾーン
  • MACDヒストグラムの絶対値縮小(下落モメンタムの鈍化)
  • ④ 出来高は20日平均比1.2〜1.5へじわ増(過度なニュースドライブはNG)

2|事前計画(エントリー、サイズ、ストップ)

  • エントリー
    • 990円~1,000円付近(需給的に節目&サポート圏)
    • 出来高が増えたら強気、薄いままなら少額で様子見。
  • 利確目安
    • 1,050円前後(+5%程度):直近の25日移動平均線。
    • ここを一発で抜けるには中国需給や地合い改善が必要
      →まずは短期の戻り売り狙い。
  • 損切り目安
    • 970円割れ(-2.5%)
      →52週安値870円が見えてしまうため、早めに撤退。

3|エントリー後の運用シナリオ

  • 平均取得:995円×200株=199,000円
  • 追加エントリー戦略
    • 次の買い増し候補は970円~980円に。
    • もし急落でそこまで落ちてきたら、300株追加(合計500株)。
    • 平均取得を引き下げつつ、リバウンドでの戻りを取りやすい。
  • 利確ライン
    • 第一目標:1,030円前後(5日移動平均線付近)。
    • 第二目標:1,050円前後(25日移動平均線付近)。
      →最低でも+30円~50円幅は取りに行ける形。
  • 損切りライン
    • 970円割れを明確に確認したら200株分だけ撤退。
    • ナンピンした場合は、平均取得-3%(約960円目安)でトータル撤退。

4|実行と結果(分割利確+トレイリング)

  • **995円**でスタート
  • 9月30日:出来高はやや多め、1,010円で引け
  • 上昇の余地がないので、
    • 1,020円で100株利確 → +1,500円
    • 残り100株はトレイリングストップを実行(ストップ996円、1,030円)
      →1,020円を超えられず、996円で100株利確し+100円

通算損益

  • 10月1日:+1,500円(100株)
  • 10月1日:+100円(100株)

金額はサイズ控えめでも、損切りゼロ化→利を伸ばすの流れが機能。時間を使わずに“やるべきことが自動で決まる”のが最大の収穫。


5|検証と反省(何が良くて、どこを直すか)

  • 良かった点
    • 初回エントリーの位置:RSI≈11・ボリバン−2σ付近で995円×200株は、短期リバを狙う“勝率の高いゾーン”。
    • ロット管理:まずは小ロットで試し玉→様子を見て追加、は崩れにくい型。
    • 出口ルール設定:利確(1,030〜1,050円)と損切(970円/平均−3%)を事前に決めたのは◎。
  • 直す点
    • 日中監視できない前提の自動化不足:逆指値やOCOを即セットしないと、ギャップ・イベントに弱い。
    • イベント把握の精度をもう一段(**決算2週前はサイズ0.8×**などの縛り)
    • 時間軸の区切りが曖昧:価格だけでなく「○営業日で反発しなければ一部撤退」など時間ストップも用意すると回転効率↑。


次回予告

今回購入をした日本ペイントHD(4612)企業分析内容をお伝えします。好業績でも株価が伸びない理由と今後の注目ポイントを自分なりに考えてみます。

※投資判断はご自身の責任で。この記事は私の実践ログであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人

株弟子(かぶでし)

株のトレードを学んでいる兼業トレーダーです。
これまでに「損切りした直後に株価が急騰して泣きそうになる」など、悔しい経験をたくさんしてきました。

それでも気づいたのは、感情に揺れても「型」を守ることが大切だということ。

このブログでは、

日々のトレード修行録

失敗から得た学び

副業から独立を目指す挑戦の道のり

を正直に記録していきます。

もしあなたも同じように悩んでいるなら、一緒に成長していきましょう。

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